求職者を雇用するのは、企業側にとっても大きな問題である。採用した人物が直ぐに辞めてしまったり、問題を起こしたりするとその企業も大きな損失を蒙ることになる。「縁故」=「
コネ」のある人物は「コネ」(取り持ってくれた人物)への配慮から就職後直ぐに辞めることが少なく、機密漏洩などの問題を起こすことが少ないという点で、重視している企業もある。
一方で「コネ」は公平性に欠け、優秀な人材を集められるとは限らないため、前時代的なものとして既に廃止されているか、または縮小されている。発展・成長の見込める分野の企業では現職社員の子弟の採用を禁止しているケースも存在する。
また、
国家公務員・
地方公務員では現職職員の子弟の採用そのものを禁止しているわけではないが、
国家公務員法・
地方公務員法に基づき「臨時職員としての勤務実績がある・職員の縁者である」といったことを理由とした採用が禁止されている。その一方で、
郵政民営化以前の
特定郵便局長の任用試験は殆ど公募されることがなく、事実上一部の関係者(主に局長の親族)しか知りえない構図だったため、縁故採用という指摘がなされてきた。