地中海は、歴史の中では様々な名前で、まちまちに呼ばれていたことが歴史的な文書を通して明らかになっている。たとえば、ローマ人の間では、通例ラテン語で
Mare Nostrum と呼ばれたが、これは「我々の海」という意味である。聖書では、「偉大なる海」、あるいは「西の海」として出てくる。近代の
ヘブライ語では、"ha-Yam ha-Tichon" (??? ??????)、あるいは"the middle sea"といわれる。後者は、
ドイツ語で
Mittelmeerと呼ばれるのと意味合いはまったく同じものである。現在の
トルコ語では、
Akdenizと呼ばれ、これは「白い海」という意味である。
アラビア語では
Al-BaHr Al-Abiad Al-Muttawasit (????? ?????? ???????)となり、これは"中央の白い海"という意味合いになっている。
内海であるため、比較的波が穏やかである。また沿岸は複雑な海岸線に富んでいるため
良港に恵まれ、3つの大陸を往来することができる。こうした条件から、地中海は
古代から海上貿易が盛んで、
古代ギリシア文明、
ローマ帝国などの揺籃となった。現在も世界の海上交通の要衝のひとつである。