公共選択論(こうきょうせんたくろん、英:public choice theory)とは、主として
経済学における学問分野の一領域で、
民主制や
官僚制の下における
政治過程を、
ミクロ経済学的なアプローチで解く学問である。
政治学と経済学の橋渡し的な分野である。特に、公共選択論では政治家や官僚を、自分の利益のために戦略的に行動するプレーヤーと捉え、彼らの社会・政治システム下での戦略的依存関係を分析する学問分野である。分析手法としては、一般的な効用最大化問題として解くほか、
ゲーム理論や
意思決定理論なども用いられる。政治学の分野では、
実証政治理論とも呼ばれており、
合理的選択理論に根ざしている。さらに
計量経済学を用いた実証研究を含める場合は、
政治経済学と呼ばれる。また、近い分野に
社会選択理論がある。